ストラディヴァリウス・サミット・コンサート2011 〜東京2日目〜 | 23:00 |
「ストラディヴァリウス・サミット・コンサート2011」 、
東京公演2日目も、無事に終了しました。
これ (↑) は、
直前までかかった「VISCONTI家の紋章」です☆
昨日の日記は展示を中心にしましたので、
今日は素晴らしかった2日間のコンサートについて。
昨日30日はBプログラム。
軽やかなモーツァルトのオープニングから、
久しぶりの音の感激に酔った1日でした。
そして
今日31日はCプログラム。
「誰もが知ってる安心曲シリーズ」という訳ではありませんが、
いくつかの楽器の音をじっくり聞けるプログラム構成です。
yayoの個人的な好みでは、
今日のプログラムはとっても好きでした。
ついでに、
2005年から聞き続けた(しかも毎回3回ずつ)の中で、
いつもは10列目前後!中央!と駄々をこねてきたのですが、
今回は1日だけ1列目でお願いしちゃいました☆
目の前よーー♪
美しく響いてまとまった音ではなく、
ダイレクトに目の前から届く音。
これまでとは一味も二味も違う感覚でした。
こうやって響くのね、と
当たり前のような事を思わず思いました。
そう・・・か、こうやって・・・。
さらに、
実はアンサンブルの中では、
ハッキリと聞き分けにくかったヴィオラの音ですが、
今回ばかりはとてもクリアに聞き取れました。
曲目的にもヴィオラ(G.マーラー)の独奏があったり、
楽器ごとの音を存分に楽しんだ1日でした。
それにしても、
ヴィオラの2人は、いつもとても楽しそう。
ステップを踏み、スウィングしながら、
まるで踊るように演奏します。
他のメンバーもですが、
この演奏ツアーの素晴らしいところは、
何よりも演奏者達が楽しんでいることが伝わってくる所ですよね。
日本についてすぐから、
楽屋にいる間中もずっとずっとずーっと練習している彼ら。
プロってこうなんだと感じます。
そして、誰より彼らが、
このコンサートを楽しみにしている事を感じるのです。
音楽性については
シロートの私がどうこう言うレベルではありませんっ。
「うまいです」とか失礼すぎて言えない。
一音目で涙が溢れるのをどう止めたらいいの?
だれか教えて。
さて、
今回はアンコールでの真心のこめられたメッセージと、
その染み入るような演奏に、
胸を打たれた方も多かったのではないかしら。
あのバッハが、
震災で亡くなられた多くの方の魂に届いた事を祈ります。
3月11日の震災すぐ、
本当に直後に、
彼らはこのようなメッセージを発信してくれています。
日本語でお話されているバイオリンのヘーシュさんは、
今回のツアーでも、ステージに立っていらっしゃいます。
新型インフルエンザで恐々としていた前回の2009年5月に続き、
大震災と放射能に世界がおびえる今の日本へ。
どのような困難な状況の中でも、
日本への親愛の念をもって、
この演奏会をメンバー全員が楽しみにして、
よろこんで日本に来てくれたことに感謝の気持ちでいっぱいになります。
最高の楽器11台をそろえ、
最高のアンサンブルを奏でてくれるメンバーによる
2年に一度の夢のコンサート。
今回でもぅ9回目。
すでに再来年が待ち遠しいくらい。
まずは・・・5日♪
Aプログラムはメジャーな曲が中心で、楽しい日になりそうです。
最後の1日をじっくり堪能したいと思います!
ではではまた今度。
カリグラファーyayoでした**
yayo by "BOTTEGA YAYO" ◆ カリグラファーyayoのプロフィール ◆
***** yayo news *****
◆ NYで開催された "ARTEXPO NY 2011" に参加しました(報告)
◆ 5・6月の「ストラディヴァリウス・サミット・コンサート」の3会場にて、
yayoの個展 『 第3回 文字の歴史展 』 を開催します。
本公演ではタイトルロゴとプログラム内の文字のデザインを担当します。